2011年9月10日土曜日

お風呂でいっしょ!ソープ嬢ひ○こさん

今回は高臥舎(18禁)の「お風呂でいっしょ!ソープ嬢ひ○こさん」を取り上げます。

作品名はサイトでの表記に準拠しています







※以下、エロゲーの内容を扱い、かつネタバレの恐れがあります


同人ゲームは過去何度か取り上げてきましたが、そういえば二次創作ものは今回が初めてでした。
本作は「いっしょにとれーにんぐ」シリーズの登場人物であるひなこによく似たキャラが出てきます。


いっしょにとれーにんぐは、題材が筋トレでありながら、やたら狙い澄ましたアングルが満載ということで、
第一作が出た時にネットを騒がせたのは記憶に新しいかと思います。
以降はいっしょにすりーぴんぐ、最新作がいっしょにおふろ、と完全にエロアニメの様相を呈しています。
もはや何がトレーニングか。




本作は先の冬コミにてパッケージ版が先行販売(?)され、現在はDL販売も行われています。
価格は1500円程度です。ファイルサイズは約160MBで、インストールは不要です。
女性のみボイスありです。ちなみに全く似てません。似せる気も無いようです。


ただの抜きゲーかと思っていましたが、一応ストーリーは存在します。
主人公の名前まで設定されており、若干感動を覚えました。無駄に凝ってる、と。


とはいえ、3年間付き合った彼女に振られ、
ヤケ酒の後に同僚に誘われるがままにソープ店に行くってだけなんですけどね。
ああいう店って行ったことないので分からないんですが、受付時に名前とか書くんですか?
ボーイに名前呼ばれている場面があるのですが、何かヤダなぁ……。書くとしても普通偽名か。
いや、そもそもソープとかヘルスとかピンサロとかの区別がついてないんですが……。
察するにソープが本番アリなのかしら。


制作者は「取材」と称してそういう店に入り浸って……とかゲスの勘ぐりをしてしまいますね。
それにしても、ああいうお店で働く女性は肌荒れが凄そうですねー。
客取る度に風呂(シャワー?)に入るんでしょ?私みたいな乾燥肌の人間には想像を絶するものがあります。


そういえば、受験で初めて山梨に来た時に、街中を散策していると、
そういうお店が沢山ある地区に迷い込んだらしく数メートル歩く度に客引きに遭ったのを思い出しました。
と、どうでもいい話が多くなってきたので、さっさと内容に触れることにしましょう。




舞台が風俗店なだけあって、プレイの内容もそれに準じたものです。
マットプレイや素股……等々あるのですが、プレイの名前が分かりません。完全に知識不足でした。
1回の行為が終われば、タイトル画面に戻るのですが、また始めるとテキストが変わったり、
プレイの種類が増えていきます。なるほど、だから「ニューゲーム」ではなく「登楼」なんですね。
と、妙に感心してしまいました。


10回ほど店に通うと、エピローグになります。ラストはひなこがこのままソープ嬢として働き続けるのか、
それともアニメキャラの仕事(原作設定)に重点を置くのか、という2択でエンドが変わります。


風俗嬢だけあって、プレイの種類は豊富なのですが、射精シーンが本番でしか無いのが残念でした。
フェラやパイズリのシーンがあるので、そちらでもフィニッシュを迎えて欲しかった……。
あとは、シーン回想がエピローグを見ないと出現しないということでしょうか。
といっても、話が長いわけでもなく、テキストを全部読んでも1時間かかるかどうかといったところです。
それと、CGギャラリーでは、差分1枚につき1枠登録されているので、若干煩わしいです。
最後に、時折現れるモロ実写なCGは何とかして欲しかったですね。


CGの塗り方にも色々種類があるんですが、個人的には本作の様な塗りは結構好きです。
テカっててエロいじゃん?ひなこそのものが好きってのもありますが。




いつもなら作品の妙なところを論って茶化すように書くんですが、本作ではあまり無かったですね。
シーン数も多いですし、システム面でも基本的な機能は揃ってますし……。声もありますしね。
あえて文句を言うなら、もっとパイズリして欲しかったというところでしょうか。もはや単なる要望ですけど。


同人ゲームの中では、Hard Love Lifeとこれくらいでしょうかね。
値段、内容ともに満足できたのは。